天皇 / 江戸初期

後水尾天皇

大坂の陣を経て豊臣家が滅び、江戸幕府が全国支配の仕組みを整えていく初期を見た天皇です。戦国の終わりが、朝廷と幕府の新しい関係へ移る時代をたどります。

第108代1611–1629年江戸初期

戦国の終わり、その先へ

後水尾天皇が即位した1611年、家康はすでに江戸幕府を開き、将軍職は二代秀忠へ譲られていました。とはいえ家康はなお大きな影響力を持ち、1614年・1615年の大坂の陣で豊臣家が滅ぶと、戦国以来の大きな対立は決着へ向かいます。

江戸幕府は京都の朝廷を取り込みながら、武家による全国統治を整えました。後水尾天皇の時代は、信長・秀吉・家康と続いた戦国後半の流れが、幕藩体制へ移っていく入口に当たります。

ここを押さえる

大坂の陣は、豊臣家の滅亡だけでなく、徳川政権の優位が決定的になる出来事です。後水尾天皇の在位前半を起点にすると、「戦国の終わり」と「江戸時代の始まり」を一続きで捉えられます。

ざっくり年表

1611年
即位

後水尾天皇が即位する。

1614年
大坂冬の陣

徳川と豊臣の戦いが始まる。

1615年
大坂夏の陣

豊臣家が滅ぶ。

1616年
家康死去

徳川家康が死去する。

1629年
譲位

明正天皇へ譲位する。

時代を動かした人物とのつながり

次に読む

参考にした資料